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タカタ財団 第9回 助成研究報告会 開催

平成30年6月5日(火)、『タカタ財団 第9回 助成研究報告会』が国際文化会館(東京・六本木)に於いて開催され、平成29年度に助成した研究テーマについて、8名の研究者から多岐に渡る研究成果が報告されました。

近年、ドライブレコーダや固定カメラなどの映像を用いた自動車事故の分析が行われるようになっています。
映像を使用した事故分析の利点としては、事故の発生状況を直接見ることで、運転者や歩行者など事故当事者の行動、衝突状況、交通環境、天候などの情報が検討できます。

現在、四輪車対自転車事故について、自転車の検知や被害軽減ブレーキに関する研究開発が行われています。自転車乗員は行動が多様であり予測が困難ですが、行動分析の有用な方法の一つとして、ドライブレコーダ映像を用いた分析があります。

これまでドライブレコーダによる分析はヒヤリハットが中心で、衝突事故の分析はデータ収集が困難なことからあまり行われていません。
しかし、例えば四輪車対自転車事故の発生要因を検討するためには、それぞれの四輪車運転者と自転車乗員の行動について、ヒヤリハットの状況からどのように事故に至ったのかを明確化する必要があり、そのためにはヒヤリハットと事故のドライブレコーダ映像を比較することが有用であると考えられます。

今回、『ドライブレコーダによる実事故映像を用いた自転車・歩行者事故発生要因の解明』と題し、名古屋大学大学院 教授 水野
幸治氏
による、実事故とヒヤリハットのドライブレコーダによる映像をもとに、実事故とヒヤリハットを隔てる変数・閾値とそれに至った人的要因を明確にする研究報告がありました。

水野

リンク:平成29年度助成研究テーマ、研究概要助成研究者プロフィール公益財団法人タカタ財団助成研究論文集

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