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タカタ財団 第6回 助成研究報告会開催

平成27年6月9日(火)、『タカタ財団 第6回 助成研究報告会』が、国際文化会館(東京・六本木)に於いて開催され、平成26年度に助成した研究テーマについて、研究者の方々から多岐に渡る活動成果が報告されました。

当財団は、交通安全の研究、特に人的な側面からの研究を支援することにより、多くの人と共に交通事故犠牲者ゼロの夢に一歩ずつ近づいて行きたいとの思いから設立され、事業活動のコアとなるクルマ社会における「人」の安全に関する研究を公募助成し、研究活動の成果をよりアピールさせる場として、『タカタ財団 助成研究報告会』を開催しています。

理事長挨拶

今回注目された発表テーマの一つであり、社会で大きく取り上げられている『高速道路での逆走』問題へのアプローチでは、大阪大学大学院 准教授 飯田克弘氏の『高速道路における逆走発生プロセスに関する仮説構築』と題して、逆走発生原因とその対策方針案が提示されました。様々な逆走対策が実施されているにもかかわらず、高速道路での逆走発生件数はほぼ横ばいで推移しており、『逆走を減らす為の根本的な原因究明に基づいた改善策を見出すことが重要』との今後への課題提示がありました。

飯田准教授

助成研究テーマ名 & 研究報告者

◆高次脳機能障害者等に対する運転支援システム設計
 筑波大学 システム情報系 教授 伊藤 誠 氏

◆高齢者安全運転支援相談員(仮称)創設のための基礎研究
 NPO法人 高齢者安全運転支援研究会 理事長 岩越 和紀 氏

◆自動車と自転車の共存を目指した新しい都市交通システムの構築-安全な自転車走行環境整備に向けた学際的研究
 神戸大学大学院 海事科学研究科 准教授 松本 秀暢 氏

◆睡眠呼吸障害とトラック運転者の交通事故との関連についての研究
 岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 公衆衛生学 助教 江口 依里 氏

◆交通行動の地域性に着目した効果的な事故対策立案方法の開発
 埼玉大学大学院 理工学研究科 環境科学・社会基盤部門 教授 久保田 尚 氏

◆効果の高いチャイルドシート着用促進コンテンツ「本当に子どもを愛するなら」の作成・効果評価・社会周知
 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報研究部門  デジタルヒューマン研究グループ 
 主任研究員 北村 光司 氏

◆歩行している交通弱者の存在を認知することによって運転行動がどのように変化するか
 筑波大学 医学医療系 教授 徳田 克己 氏

◆タブレット端末を利用したハザードマップ連動型危険予測訓練ツールの開発とその評価
 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 特別研究員 島崎 敢 氏(元 早稲田大学 助教)

◆通学時の交通事故の時系列分析に基づく通学路の交通安全対策の提案
 筑波大学 医学医療系 教授 市川 政雄 氏

◆高速道路における逆走発生プロセスに関する仮説構築
 大阪大学大学院 准教授 飯田 克弘 氏

◆土地利用と道路ネットワークを考慮した面的速度抑制対策の対象地域選定モデルの検討
 岡山大学大学院 准教授 橋本 成仁 氏

◆視野障害を伴う眼疾患(緑内障)における運転への影響の定量的把握に関する研究
 一般財団法人 日本自動車研究所 副研究員 佐藤 健治 氏

「平成26年度助成研究論文集」に関してはこちらから

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